
寄り道しながら、丸々1日かけて仙台までやってきた。適当なビジネスホテルに泊まろうと思ったのだが、どこも満室であった。どうも、高校総体のリハーサル大会らしきものとブッキングしたようだった。仕方ないので、駅前にある仮眠ができる24時間営業のサウナで泊まることにした。
8時頃、再び仙台駅にやってきた。通勤通学ラッシュの時間であったのだが、自動改札が導入されてないにも関わらず、改札口に駅員は1人しか立っていなかった。東北一の都市の駅なのによく1人でできるなと思った。
駅内の立ち食いそば屋で朝食を済ませた後、駅前のターミナルからバスで青葉城址に向かった。ラッシュの時間ということもあるが、バスがアリの行列のごとく次から次にターミナルにやってきては出て行く。バスの本数だったら仙台は日本一多いのではと思う。
僕が乗ったバスは、まず東北大学の中へと進んだ。東北大学は、仙台駅から見れば、青葉山の裏にある。学部ごとにバス停があり、だだっ広い大学である。東北大学の構内を進みながら青葉山を登り、青葉山の上でバスを降りた。
そこから歩けばすぐに資料館がある。僕が来たのが早すぎたので、まだ資料館は開いていなかった。その隣には、城跡なのになぜか護国神社がある。その周囲にある看板などから、右翼的なオーラを存分に感じた。
ここまで来て初めて知ったのだが、青葉城は現存しないのである。明治維新の際に破壊されたのである。そして、そこには護国神社が建てられたのである。有名な城なので復元されてもよさそうだが、おそらく護国神社があるからできないのだろう。
青葉城址には色々な記念碑みたいなものがあるが、最も有名なのが、上の写真の伊達政宗像である。青葉城址の真中にドデーンとあってもよさそうなのだが、隅の方にある。
このとき、青葉城址は工事をしていた。城壁を補強すると同時に江戸時代当時のものに復元していたようだ。「a.京都〜出雲〜広島」をご覧いただいた方はわかるだろうが、僕の旅行先は本当によく工事をしている。
帰りは別の道を歩いて仙台駅に向かった。バスに乗った行きのときは気づかなかったが、かなりの急坂である。狭い道で、しかも交通量が多くて歩きにくい。こんな急な山に城があったのでは、攻め込むのは困難であろう。
しかし、裏道というか、徒歩でしか行くことができない道があったので、そちらの道を進んだ。そこには、ところどころに昔のままの城壁が残っていて、そこに城が確かに存在していたことを物語っていた。