6.松島(続き)

福浦橋

写真:福浦橋


 塩釜港から約1時間松島湾をぐるっとまわり、松島港にやってきた。さすがに日本三景の1つ、観光客が多い。

 松島港の周辺には、国宝の瑞巌寺(828年慈覚大師が創設、現建物は伊達政宗が再建したもの)、重要文化財の五太堂(五太明王像が安置されていて33年に1度御開帳する)、観瀾寺(伊達忠宗が伏見桃山城の茶室を原型のまま移築)などの名勝がある。僕はそれらを一通り散策してまわった。

 その後、福浦橋を渡った。渡るのには200円かかる。渡った先の島はこの橋を渡らなければ行くことができない。

 その島の中はというと、松が無数に生えている以外は何もないと言っていいくらいである。ただ、島の先端から眺める海の景色は良い。この日はあいにく曇だったが、晴れていれば青い空と海、そして緑の島々の鮮やかさを眺めることができただろう。こうした景色を見たり、または松林の中を散策してのんびりと時間を過ごすにはもってこいの場所ではあろう。

 なお、松島へ列車で行くのなら、仙石線の松島海岸が最寄駅となる。東北線にも松島という駅があるが、ここからだと15分は歩く。僕は東北線の松島まで歩いたのだが、前日から歩いてばかりで右ひざが痛かったし、自動車がビュンビュン通る幹線道路沿いなので土地柄も風情も何もなく、ただつらいだけの道のりだった。


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