
花巻は自転車でまわった。僕が自転車を借りたレンタサイクル屋はコンビニも兼ねていて、副業で自転車を貸しているようだ。店員のおばさんは親切にも荷物を預かってくれた。
まず、東北線をオーバークロスして街の西側に行き、宮沢賢治が教鞭をとった旧花巻農学校跡にあるぎんどろ公園などをまわり、また戻ってきて東側にある花巻城跡(市役所の敷地内)などを通ってイギリス海岸に行った。海岸といってもそこ海ではなく、北上川の川岸である。宮沢賢治がイギリスのドーバーの海岸に似ているからそういう名前をつけた。化石も取れるようで、宮沢賢治もよく発掘していたとか。僕はなぜか大きな川に惹かれるところがあり、そこでしばらくボーッと突っ立っていた。
花巻といえば宮沢賢治で、宮沢賢治関連のものが街の至るところで見ることができる。ただ、宮沢賢治記念館や宮沢賢治童話村などは新花巻にある。花巻から新花巻は近いが、案外交通の便が悪い。
あと、花巻といえば、北信愛である。南部家の家臣で、開町の祖である。彼の墓など彼に由来するものも多く見られた。それと、5000円札の新渡戸稲造も花巻出身である。
約2時間くらい市街をまわった。住宅が多い割に街は静かであった。悪く言えば、活気がない。特に駅前で人を見かけない。地方の中小都市でよく見かける。不景気が原因なのだろうか、過疎化が原因なのだろうか。