
五所川原から青森まではスムーズだった。青森駅の東側は、再開発がされたようで、真新しい近代的なビルがいくつも建っている。展望台つきの十何階建てのものもある。
ホームの北側には、人気の全くない連絡通路がある。昔は青函連絡船へつながっていて、列車が到着する度に人が殺到した。今は、列車が短編成化されてホームの北側まで止まる列車はほとんどなく、そのためもあって人1人として通らない。異様に寂しい。
その青森駅に、22時半頃、少し賑やかな列車が入線してきた。急行「はまなす」である。普通の座席車あり、豪華リクライニングシートの「ドリームカー」あり、一面カーペット敷きで横になって過ごせ枕と毛布も備えているる「のびのびカーペットカー」あり、B寝台車ありで、編成も賑やかであるが、それよりも賑やかさを醸し出しているのは車内外にベタベタと貼られたドラえもんとその登場人物たちのステッカーである。これは、「ドラえもん海底列車として運転している快速「海峡」の列車を流用しているためである。
僕は「のびのびカーペットカー」を利用した。寝台料金なしでも横になって過ごせるからである。座ったまま寝るのと横になって寝るのとでは疲れの取れ方が全然違うことは、1.京都〜出雲〜広島の旅行のとき、あるいは今回で証明されたことである。
降りる予定の苫小牧到着20分前に車掌に起こされた。車内改札のときに僕が降りる駅を確認したからであろう。起こされなければ寝過ごしていたかもしれなかったので、ありがたかった。ただ、今回のように気が利く車掌ばかりではないので、起こしてもらいたいときは車掌にお願いしておくのがよい。ただし、車内放送が中断されている夜間、早朝に限るが。